クラスTシャツを作って文化祭や体育祭などのイベントの日に臨むとします。ここで一番に気にかかるのは、多くの人にとってはデザインの問題でしょう。自分たちで作る以上、できるだけかっこいいものであって欲しい。他のクラスとの比較も生まれるため、何よりも頭をひねることになるのはクラスTシャツの色や柄がどんなものであるべきかという問題となるはずです。
ですが、それらが決まったところで気になるのは、今度は材質の話です。発注する以上は数種類あるTシャツの素材から、自分たちのクラスTシャツに使うのは何がいいかということを決めねばなりません。材質によって値段も違うので、安ければ一番いいかというとそれも違います。では、どういうポイントに着目して素材を選ぶといいでしょうか。
ここで重要視されるのが耐用年数の違いです。半袖のTシャツを作る場合、ポリエステルの素材では着られるのが百三十日程度が平均とされます。これは洗濯回数で言えば六十回くらい回です。そして、綿混紡や綿ではおよそ百八十日で、洗濯は八十回程度となります。
このように、素材によって長く着られるかどうかの違いがあるため、値段を取るか耐久性を取るかによって、クラスの中で話し合う必要が出ます。普段も着たいから耐久性が高い方がいいと思うなら、綿で出来たものを選ぶなど。それよりも安さを重視したいならポリエステルなど。それらを話しあいによって決めておくことも、クラスTシャツの作成においては重要なポイントとなるでしょう。