クラスTシャツのデザインを作る基本的な手順ですが、本格的なデザインを考える前に先にコンセプトを固める作業が入ります。コンセプトを元にしてテイストを決め、方向性を決定します。すぐに詳細まで決まれば途中でイメージとかけ離れてしまうことがありませんが、長い時間をかけて作成していくうちに段々と方向性がずれて、当初に考えていたものとは違ったテイストになってしまうこともあるため、作業中に何度か確認できるように明確なコンセプトを持って臨むことが大切です。テイストが決まったら、クラスTシャツに入れるイラストや文字を決定します。
利用する業者によって入稿方法には違いがあり、手書きでデザインを作成してデータ化してくれるサービスもあります。手書きを受け付けていないところもあり、その場合は電子ファイルでの入稿のみを受け付けていたり、デザイナーに依頼する方式もあるようです。デザイナーに依頼する場合には、イメージだけを伝えれば理想に近いクラスTシャツをつくれます。ただし、理想とのずれを無くすためには、要望を詳細に伝えなければなりません。
Tシャツの色とプリントするデザインの色の組み合わせは、実はとても重要です。同系色にすると目立たなくなるため、組み合わせを慎重に選ぶ必要があります。理想的なのは、遠くから見てもどのようなデザインが入っているのかがすぐに分かる組み合わせです。迷っている時には、ベースとなるTシャツを白色にすれば失敗を防げます。